今日から年末年始休暇です。嬉しい😆
メディテーションのトレーニング中に、インドでは超有名な物語「ラーマーヤナ」を読んで、描かれている美徳についてトレーニング仲間とシェアする機会がありました。
「ラーマーヤナ」は日本でいうところの「桃太郎」くらい子供からお年寄りまで知っているお話らしいです。
「ラーマーヤナ」は紀元前4~5世紀ごろにうまれたと言われています。
ラーマ王子が国外追放されて、旅する話です。(ざっくりしすぎf(^^;)
私が読んだのは↓こちらのレグルス文庫の本ですが、子供向けなので短時間で読めます。ぜひ年末年始の余裕のあるときに読んでみてください。
本を読むのが苦手な方は実写版ドラマでご覧ください。 (全153話‼)
物語なのでかなり突っ込みどころ満載ですが、ヨガ哲学を学ぶ上では、導入のお話なので、トレーニングのレポートを書きながら2度読んでみました。
最初はラーマやシータといった主役級の登場人物に目がいきますが、2回目は脇役に注目しました。
私がとても素晴らしいと思った登場人物は最初と最後にちょっとだけ登場するラーマの兄弟のバーラタ王子です。
異母兄弟なのですが、バーラタのお母さんによってラーマは国外追放されてしまいます。
バーラタとしては、国民に大人気のラーマを追放した親子として、恨まれる立場でありながら、国民に対し説明責任を果たし、ラーマが戻ってくるまで摂政として国を守った、という人物です。
自分の力量をわきまえ、国のためを思って行動する。
素晴らしいなと思いました。
国王という魅力的な地位と権力がちらついても、そこには飛び付かず、摂政という自分の役割をしっかりと果たす。
自分の役割を果たすことは、なかなか難しいと思います。
特に仕事をしていると、「認められたい」「どうして私がこんな仕事しなくちゃいけないの」「もっと責任ある仕事をしたい」とか、ついつい高望みすることもあるでしょう。
今の役割を誠心誠意果たすことで、自ずと次のステージ、役割が現れるような気がします。
自分自身のスキルアップをしつつ、今の役割をしっかりと心を込めて果たしていけば、来年は新しい役割が待っているかもしれませんね。
ありがとうございました。
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